ECO住宅
こんにちは!
コロナが蔓延して、ニューノーマルなんて言葉が
すっかり聞き馴染んできましたが、
皆さんもコロナには十分にお気をつけください。
皆さん、最近SDGsって言葉をよく聞くと思います。
「Sustainable Development Goals」
(持続可能な開発目標)の略称です。
簡単に言うと、
「より良い国際社会を目指すために、
世界中にある課題を世界中のみんなで
解決していくための17の目標」といったところです。
この中の7番に
”エネルギーをみんなに、そしてクリーンに”
というのがあります。
東日本大震災以降、
国際社会が、ECOに対する取り組みが加速したと思います。
今回はそんな家づくりとECOについて少し話したいと思います。
皆さん、ご存じでしたでしょうか。
世界で電力を使えない人が7億8900万人もいるという事を!
そのことがSDGsの7番に問題提起されているのです。
【未来に続く自然のエネルギー】
7番を抜粋すると・・・
2030年までに、誰もが、安い値段で、安定的で、
現代的なエネルギーを使えるようにする。
2030年までに、今までの倍の速さで、エネルギー効率をよくする。
などなど、、、。
そこで、今、世界中で注目されているのが、
「資源をくり返し使える」
「二酸化炭素を排出しない」
再生可能エネルギーです。
再生可能エネルギーの大きな特徴は2つ。
1、エネルギー資源が枯渇しないこと
2、温室効果ガスを排出しないこと
再生可能エネルギーによる発電方法は色々ありますが、
今回は、自然エネルギーの利用法の2つをご紹介します。
【パッシブエネルギー】
建築的な工夫などで、自然エネルギーをそのまま利用した
パッシブシステムと呼ばれる方法です。
ゴーヤーの緑のカーテンを作り、壁面からの熱移動を削減したり、
南側に庇(ひさし)をつけ、日射をコントロールしたり
北側の低い位置に窓をつけて温度差による熱移動をさせたり。
エアコン等の電気で温度調整するのではなく、
自然の力で、空間を快適に保つ方法のことをさします。
【アクティブシステム】
機械(装置)を使う方法で得られるエネルギーです。
太陽光や、風力エネルギーを利用した発電などがあります。
エコキュートは、空気熱を利用した給湯器で、
消費エネルギーの3倍以上の熱を生み出します。
エネファームは電気をガスから発生させるシステムで
導入コストは高くなりますが、電気を発生させる際に、
お湯も作ってくれるので、非常に効率はよいシステムです。
機器を動かすのに今までは必要だった、化石燃料の依存度を下げ
二酸化炭素を抑制でき、持続可能性を高めることができます。
再生可能エネルギーの普及には、まだまだ時間がかかりそうです。
導入費用がかかってしまう事や、自然エネルギーだけに
自然環境に影響をうけてしまうという事もあります。
現在の家づくりだとZEH住宅というのがあります。
生活の中で使うエネルギーを極力減らし、
太陽光発電で自家発電をする家なんですが、
政府は今後の家づくりにおいて
全戸に太陽光を設置したらどうかという議論を
今まさにしているところです。
政府がECO住宅に力を入れるということは
今後の家づくりは、今まで以上に建築費がかかることを意味します。
家づくりにかかるお金は建築費だけではありません。
外構などの付帯工事、諸々の諸経費もバカになりません。
家づくりで失敗のないように
しっかりと知識をつけることを
おススメします。
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