「ZEH」よく聞くけど・・・2
皆様、こんにちは!
お盆休みも終わり、本日から営業再開です。
皆様はこの令和初のお盆休みを
どのようにお過ごしになられましたか?
僕ですか?
僕は・・・・
ほとんど家でダラダラしていました・・・・
でお馴染みの小寺です。
まだまだ暑い日が続くでしょうが、
頑張っていきましょう。
では今回は前回の続きのお話をしていきたいと思います。
前回のブログでZEH(ゼッチ)-“Zero Energy House”-
(ネット)・ゼロ・エネルギー・ハウスについて、
「家の性能と省エネ家電で節約し、
太陽光など活用することで光熱費0を目指そう」とするためには
1.家の断熱性能を上げることで、そもそも夏は涼しく冬は暖かい住宅
2.省エネ性能の高い空調や照明・給湯設備などを使う
3.太陽光などで自宅のためのエネルギーを創る
以上の3つの取り組みが必要だということをお伝えしました。
その中で、
1.家の断熱性能を上げることで、そもそも夏は涼しく
冬は暖かい住宅に関しては、家の断熱材やサッシを工夫し、
省エネをはかることが、ZEHに向けて「家の断熱性能を上げる」ことが
大切だとお伝えしました。
しかし、いくら断熱性能を上げて夏に涼しく冬に温かい家を
作ったとしても、真夏日や真冬日にはエアコンを使用しますし、
照明や給湯設備でも電気(エネルギー)を使います。
そこで、
2.省エネ性能の高い空調設備・換気システムや、
給湯設備、照明などが必要となってきます。
例えば
【省エネ性能の高いエアコンを選ぶ】
家の中で電気代の多くかかるものがエアコンです。
ZEHとするためには、予め定められた省エネ性能基準を
満たしているエアコンを取付しないと駄目です。
【ZEHにオススメの換気システム】
家の気密性が高まると、冷暖房の効率は上がりますが、
その分汚れた空気が室内に滞ってしまいます。
そのため、24時間換気システムはZEHには必ず必要なものです。
24時間換気システムとは、住宅の給気と排気を24時間機械制御で
行うことです。室内の空気を常に綺麗に保つことを目的としており、
今では新築住宅建設の際にはこのシステムの設置が義務化されています。
換気システムは、給気または排気、もしくはその両方を
機械で行うかどうかで大きく3種に分けられます。
ZEHにおいては、給気・排気どちらも
機械が自動で行う熱交換換気システムが、少ない換気量で家全体の
空気が綺麗になるため、室温への影響が抑えられもっともおすすめです。
【高効率給湯器を使う】
高効率給湯器は、ZEHには欠かせません。エコキュートやエコジョーズ
といった高効率給湯器は、少ないエネルギーで生活に必要な電気を
生み出し、さらに効率良くお湯を沸かすことができます。
省エネの仕組みや機種によって効果に違いはありますが、従来のガス
給湯器と比較すると平均で15%程度の省エネ効果が得られるようです。
それによって生活にかかわる費用を安くすることはもちろん、環境への
負担を下げられます。
【照明を白熱灯からLED、または電球型蛍光灯に】
LEDは、従来の白熱灯(シリカ電球)に比べると購入単価が高いですが、
寿命は白熱灯の約40倍と長寿命です。
長期的に考えれば購入代金に差は小さくなりますし、
頻繁に交換する手間が省ける、消費電力が少なくて済むなどの
メリットがあります。
また、電球型蛍光灯に交換するだけでも、
消費する電力量は4分の1になります。
白熱電球の10倍程度の高価格ではありますが、
寿命では約5倍と長くなります。
他にも高い省エネ効果が期待できるのが、多灯分散照明です。
ダウンライトやスタンドなど、低いワット数の照明を室内に
いくつか分散させ細かく配置することで、
生活シーンにあわせて照明を変えることができるので、
その時に最適な照明の量に調整することができ、
ムダを防ぐことができます。
このように、家の断熱性能を上げるのと併せ、
家の設備・装備を省エネのものに変えていくことが重要です。
3/11の東日本大震災での原発事故以降、電気(エネルギー)に
関する考え方が大きく変わってきている中、我々建設業界も色々なガイドライン、
補助金制度を打出して、地球環境のエコロジー問題に向き合っています。
住宅にも省エネ基準が設けられ、一定以上の断熱性能を有する家以外
造れない時代がすぐそこに迫っています。
この基準は年数を重ねるほど、基準も上がってくるでしょう。
おそらく・・・!
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