入居者宅見学会の廻り方

こんな感じのトークで、お誘いを受けていると思います。

個人的には、私もおススメなのですが、何となく行ってみようかな、
の気持ちで参加されるのであれば、言葉は悪いのですが、
洗脳されに行くだけなので参加しない方がいいと思います。

見学をさせて下さる入居者は、基本的にその建築会社に好意的で満足している方です。

一般のお住まいの中でも、やや高級で見栄えが良い、お客様ウケが良い、
その建築会社の特徴が反映されているなど、ウリがある建物です。

満足しているのですから、入居者の方は、いわゆる「いい話」をしてくれます。
その建築会社のウリを、気に入っている、と言って、それを見せてくれます。

行くのが悪いと言っているのでは有りません。
同じ行くなら”テーマを持って”見学された方がいい、

と言うことです。

住まいづくりの初期段階で参加するのと、
最終段階で参加するかで、目的が違ってくるからです。

初期段階であれば、せっかく入居している方がいるのですから、
自由見学タイムに、営業マンがいない隙を狙って、質問してみて下さい。

「もし一つだけ、この会社に、ここを改善したらいいと言うアドバイスがあるとしたら何？」
「あえて１点だけ、ココをが不満っていう事を教えてもらえますか？」

このような内容です。

どちらかというと、いい話よりも不満点の話が聞き出せた方がよくないですか？

他の人が感じた「いい所」と自分が感じてる「いい所」を比べても
個人の私感でしかないと思いますが、他の人が感じた「不満点」は
今、またはご自身が今後感じるかもしれない「不満点」の可能性がありますよね。

良い話以外に、気になる不満点を聞く事ができるといいですよ。

最終段階の場合は、もうあなたは、ほとんど決めている状態です。
どっちにしようか迷っている段階です。

ほとんど決まっている方は、決めかけている気持ちを後押ししてもらう気持ちで
素直に参加すればいいと思います。

気持ち良く、背中を押してもらえます。

どっちか悩んでいる方は、本当にどっちも甲乙つけがたい状態です。

私が現場の人間だからかも知れませんが、こんな質問をしてみて下さい。

「引き渡した後、担当の営業は連絡とかありますか？」


引き渡したらおしまい、っている営業担当であれば、
「引っ越してからはあまり～」
なんて言う返事が返ってくるのではないでしょうか。

よくある話で、”営業マンの人柄で決めました。“

契約まではよくしてもらっていても、いざ工事が始まると
営業マンは全然出てこなくなる・・・なんて話はよく聞きます。

売っちゃえばもう・・・なんて人はいっぱいいます。

アナタにとっては一生に一度の買い物ですが、
営業マンには日常だからです。

当社では、最初の打ち合わせから、現場工事、アフターまでトータルで
1人の担当が管理いたします。

地域の工務店だからこそ長～いお付き合いが特徴でございます。

繰り返しになりますが、入居者宅見学会は、とても有効ですので、
上手に活用して下さい。

素敵なお住まいになりますように。

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