住宅ローン メリット
皆さん、こんにちは!
お盆休みも終わり、清々しい風がとても気持ちよく、
でも秋の始まりかと少しセンチな気分にひたっていることでお馴染みの小寺です。
皆さんはどのようにお休みを過ごしましたか?
僕は・・・・
特に何もないお盆休みでした。(笑)
でもこの休みの間にメールでのお問合せで、
住宅ローンの金利って「固定金利」と「変動金利」の2種類がありますが
「どっちの方がお得なの?」との内容でした。
私たちがお客様から最も多くご相談を受けることの一つが、
家を建てるのにかかるお金、特に住宅ローンに関することです。
一生に一度の買い物である家、何千万円もの金額ですから、
ご相談をされる方のほとんどが住宅ローンを組まれます。
この結論から言うと、
この2つのどちらがお得、お得じゃない、ということはなく、
現在の環境とお客様の返済の仕方によって、どちらの方が得なのかが決まるのです。
つまり住宅ローンを借りられるご家族様によって、
どちらの方がお得なのかが変わってくるということです。
では、この2種類の金利には、どのような特徴があるのでしょうか。
<固定金利>
その名の通り、金利(利子)が固定された住宅ローンの組み方です。
なので、借りたときから返し終わるまで同じ金利(利子)で返済できます。
住宅ローンの最初の返済が金利(利子)1.5%だとすると、
最後まで1.5%での返済です。
(細かい部分は諸々ありますが)ザックリ言うと、月々の返済を8万円としたら、
完済するまでずっと8万円、というように設定できるのです。
そのため、最も大きなメリットとしては、将来のライフプランを計画する際に、
月々の返済(支出)が固定であるため、計画を立てやすい、ということが挙げられます。
<変動金利>
金利の固定された固定金利に対し、金利(利子)が変更になる可能性のある住宅ローンの組み方です。
半年に一度金利が見直されます(見直された結果、変更が無い場合もあります)。
住宅ローンの最初の返済が金利(利子)1.5%であったとしても、
返済期間の途中で金利(利子)が1.5%より低くなることもあれば、
高くなることもあるのです。
そのため、例えば、借り入れ当初の月々の返済が8万円だったとしても、
途中で7万円になる可能性も、10万円になってしまう可能性もあるのです。
ここだけ見ると、固定金利の方が安心に感じるかもしれませんが、
基本的に、同じ月に借り入れる場合、
変動金利の方が固定金利よりも金利(利子)が低いというメリットがあります。
例えば、2000万円を、以下の3パターンの条件で、20年ローンで借り入れた場合の
シュミレーションを考えてみます。
<1>金利2.0%の固定金利
<2>金利1.5%の変動金利で5年ごとに金利が0.2%ダウン
<3>金利1.5%の変動金利で5年ごとに金利が0.7%アップ
これらの場合、月々の返済額と総返済額(利子を含めた金額)がどうなるかというと、、、
<1>月々約101,000円の返済 ⇒ 合計約2428万円の総返済額
<2>1〜5年目は月々約96,000円の返済・・・(中略)
・・・16〜20年目は月々約93,000円の返済 ⇒ 合計約2280万円の総返済額
<3>1〜5年目は月々約96,000円の返済・・・(中略)
・・・16〜20年目は月々約107,000円の返済 ⇒ 合計約2459万円の総返済額
こんなイメージです。
これだけだと一見、変動金利の方が<2>のパターンがあるため
お得に見えるかもしれません。
しかし、ここ10年以上は超低金利の時代と言われているものの、
20年前は今より1.5〜2.5%程度、30年ほど前になると5%も金利が高かったのです。
今の超低金利な状況が、この先もずっと続くのであれば変動金利の方が
お得かもしれませんが、住宅ローンは多くの方が20年30年、それ以上の期間をかけて
返済していくものです。
私たちがお客様と住宅ローンの相談をする際には、
お客様の個々のライフスタイルに合った
返済期間や現在の金利動向などを踏まえて、
最も適した金利のパターンを
お話しさせて頂いています。
また定期的に当社主催の勉強会などに来ていただくことで、
短期間で住宅ローンについての知識を得られます。
ご興味のある方はご連絡ください。 小寺
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